(2) エリア整備の方向、モデル周遊ルートの検討
○エリア整備の方向検討
観光振興の目標と施策の方向を基本に、エリアが有する観光資源・施設の現状特性や観光客、関連主体の意向を踏まえて、各エリアでの観光地整備の方向を検討している。検討項目は、振興のコンセプト、主要整備内容、及び新たな観光開発の主要テーマのひとつとなるエコツーリズム、グリーンツーリズムへの対応の方向である。
○モデル周遊ルートの検討
さらに観光拠点エリアの整備方向を踏まえて、各エリアのコンセプトを代表するエリア内モデル周遊ルートを検討している。ルートの検討は基本的に以下の考え方に基づいて行っている。
・ 既存の観光ルートにこだわらず、エリアの観光テーマに沿ってできるだけ新しい視点での旅行を提案する
・ テーマに応じた基幹的なルートの提案であり、実際の観光コースとするには、立ち寄り地のバリエーションや宿泊地、移動距離と時間等の検討を要する。
・ 各エリアを代表する観光地の鉄道駅(特急停車駅)を起点または終点とする。
特定の季節をイメージして組み立てたルートを含んでいる。