防災ことづくり部門自治大臣賞
国分寺市(東京都)
[市民防災まちづくり学校]
国分寺市の防災対策は、行政と市民の協力によって進められています。もちろん、防災対策は行政が主体的に取り組む必要がありますが、国分寺市では、「市民防災の発展がなければ、行政防災も実現しない」というコンセプトで、市民防災まちづくり学校、市民防災推進委員制度、むかしの井戸整備事業など数々の先進的な取組を行ってきました。
特に、市民防災まちづくり学校は、市が防災やまちづくりに関する情報を提供し、地域での防災活動のリーダーを育成するため、昭和53年に開設され、これまでの受講生は700人以上にのぼります。学校の修了者のほとんどは、自ら申し出て市民防災推進委員となり、日々地域の防災活動を実践し、災害に強い安全なまちづくりに大いに貢献しています。