2 環境に関する教育・基礎研究基盤の整備
〜北九州学術・研究都市における新大学構想
(1)構想の概要
環境政策を支える基礎研究基盤及び環境政策・技術に携わる人材を育成するための教育基盤の整備について積極的に取り組んでいる。具体的には、本市の北西部で展開されている北九州学術・研究都市(約335ha)において、市立北九州大学の新学部として「(仮称)国際環境工学部」を中心とした大学群の集積を図る「新大学構想」を推進している。北九州大学国際環境工学部おいては?環境の保全・改善のための物質循環の制御、?環境負荷を最小にする生産システム、?環境に関する情報の把握、解析の方法や環境モデルによる予測・評価、?資源・エネルギー消費の最適化・再利用のための地域システムなどの学科が置かれる予定である。
本市としては、環境産業を支える基礎研究や開発実験が行われるものとして大きな期待を抱いている。