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(2)新エネルギービジョン

(1)でみたとおり、各地域、各施設において個別具体的に省エネルギーやエネルギーの高効率利用が行われている。川崎市麻生区のE宅のような一般家庭にも太陽光発電が入り始めている。

 

(図8、新エネルギービジョン」から)

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川崎市は、1997年3月、「新エネルギービジョン」を策定し、持続可能な都市「かわさき」をめざし、これまでの実績を踏まえ、エネルギーの有効かつ効率的な利用を進めたまちづくりを図ることととした。

この「新エネルギービジョン」は、新エネルギーの導入を中心としたエネルギーの利用に関する市民・事業者・行政の行動指針であるとともに、施策の展開の方向性を示すものである。

本ビジョンの期間は1997年から2010年までとなっている。

以下、当該計画の概要を示す。

? 川崎市のエネルギー需要

臨海郡の産業部門に8割以上のエネルギーが集中している。最近は、産業部門の伸びが安定化の傾向となり、民生部門と運輸部門での増加傾向にある。

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