川崎市は、1997年3月、「新エネルギービジョン」を策定し、持続可能な都市「かわさき」をめざし、これまでの実績を踏まえ、エネルギーの有効かつ効率的な利用を進めたまちづくりを図ることととした。
この「新エネルギービジョン」は、新エネルギーの導入を中心としたエネルギーの利用に関する市民・事業者・行政の行動指針であるとともに、施策の展開の方向性を示すものである。
本ビジョンの期間は1997年から2010年までとなっている。
以下、当該計画の概要を示す。
? 川崎市のエネルギー需要
臨海郡の産業部門に8割以上のエネルギーが集中している。最近は、産業部門の伸びが安定化の傾向となり、民生部門と運輸部門での増加傾向にある。