ネイチャーフレンドシップ運動とは?
〜自然との友情を取り戻したい…だから和歌山〜
現在和歌山県には年間3千万人余もの観光客がすばらしい自然とふれあうために、県内各地を訪れ、山、川、海、などの多様な自然を楽しんでいます。しかしその反面数え切れないほどのゴミが放置されたり、草木が乱獲されています。この現状を放置すると、かけがえのない自然が傷つき、その機能が損なわれるだけでなく、観光地としての魅力が減少してしまいます。そこで、県では観光客や県民の皆様に自然を楽しむと同時に自然と共生していくためのマナーの向上を訴えかけていくことにしました。内容としては自然景観地におけるゴミ投棄の防止、草木の乱獲の禁止の2点を取り上げ、アウトドアにおける一袋ゴミ持ち帰り運動やマスコミ・イベントにおける様々な啓発活動を行っていきます。この運動は3年間を予定しており、平成11年に開催される「南紀熊野体験博リゾートピア和歌山'99」には美しい和歌山の実現、観光客と地元民との協調、県外へのアピールなどの成果を目指しています。なおこの運動は本年より開始されました新県民運動「感動わかやま21」の一環として県民の皆様が主体となる活動となっています。