カジノのゲーム収入に対する市町村税
適用法
市町村法の第L.233-48条とそれ以降の諸条項
1961年12月21日付け法律No.61-1396
主要な特徴
・ 職業税的性格の間接税
・ 任意税
・ 裨益自治体:同税は、市町村税である。同税の制定は、市町村とカジノ経営者との間で取り交わす誓約書によって規定される。
納税義務者
カジノでゲームを運営する業者
課税標準
課税標準は、カジノのゲームの税込み収入額とし、この金額には、25%の一般控除が適用される。
最高率がゲーム収入の10%未満の補助控除も定められる。この控除は、カジノのシヨーの赤字額、あるいは宿泊施設または温泉施設などの屋内備品の整備/メンテナンスのための支出額とする。
税率
税率は、ゲームの税込み収入の15%の範囲内で誓約書に定められる。
税収入の充当
カジノのゲーム収入に対する市町村税の税収入は、滞在税と同様、市町村の観光を振興するための費用として充当される。
税収入
誓約書に基づいて1992年から1993年に行われた徴収は、カジノのある市町村に3億3730万フランの税収入をもたらした。
補足的遵守
ゲーム収入に対する市町村税は、カジノが市町村にもたらす唯一の財源ではない。
市町村は、市町村の通常財源の5%の範囲内で政府が徴収する累進徴収額の10%の振替を受けている。1992年から1993年に市町村が受領した振替金額は、1億2740万フランである。