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ン等で勝敗をきめ、相手が負けるとたっぶりと用意をしたお酒や饅頭を食べていただくことになります。

 

●花いっぱい運動

緑あふれる美しい町づくりを目指し、昭和六十年に町内百二十人の花づくり愛好家が集まり「花の町づくり推進班」を結成しました。

家庭や地域の花壇づくりのため、毎月第一、第二土曜日の早朝に作業をしています。特に、平成五年に開催された東四国国体では、選手歓迎のための数多くの菊を、数年前から土づくり、苗づくりに励み国体開催の日に開花するように調整し、当日、文字どおり花を添えることができました。

また、戦前JT前で開かれていた朝顔まつり」の復活にも取り組み、今年で十二回目を迎えました。当日、出品される朝顔の鉢は約二百鉢で、審査もあるため、開花時期を合わせることに苦心をしていますが、清々しい夏の風物詩となっています。その外、町内には花づくりの団体が十数団体あり、それぞれ活動しています。

 

●町内の一斉清掃

河川の愛護月間の七月、本町では毎年、町内の一斉清掃を実施しています。清掃は美しい川や緑豊かな環境を守ろうと、昭和四十六年から地区会、子供会、青年団、老人会、建設業協会等町民全世帯参加のもとに行われ、河川や谷の清掃、道路の草刈り、側溝の掃除など二日間に渡って実施しています。この活動を中心に小、中、高校生による美化奉仕作業も行われ環境に関する住民の意識は高まっているようです。平成九年度の参加者は、人口の約三分の一に当たる1,952人でした。

 

●太田ポンポコまつり

昭和六十年、貞光町太田地区の各種団体のリーダー二十名が集まり、「太田のロマンを語る会」を結成しました。主な活動は、太田万福寺に伝わる「為左ヱ門」狸にちなんだ「ポンポコまつり」の開催で、昭和六十二年から現在まで毎年続けられています。狸御霊供養、小学生による狸神興渡御、夢放談、カラオケ大

 

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