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?. 中国船級協会(CCS)上海支部との質疑要点

 

日 時:1997年10月10日(金)

場 所:CCS上海分社

上海浦東大通1234号

応対者:陳 祥峰 氏(Chen Xiangfen)

副総経理(Deputy General Manager)

朱 伊文 氏(Zhu Yi Wen)

主任験船師(Manager/Principal Surveyor)

孫 永有 氏(Sun Yong You)

秘書(Secretary)

 

[序]

中国に船舶検査をする組織は2つある。1つは中国船検局(ZC)であり、他の1つがCCSである。

CCSはもともとZCと同じ組織であった。1986年に分離した。「中国船検40年」(1956-1996)を進呈する。そこに書いてある。

CCSに登録された船舶………CCS

その他の船舶    ………ZCが検査する。

また、

外洋を航行する船舶 ………CCS

内航船舶      ………ZCが検査する、大体この傾向と思って戴いて良い。

しかし、設備の検査は全てZCが行う。中国の法律に書いてあるが、設備には一品検査と原型試験の2種類がある。全ての設備は検査を受けた上、船舶の検査が受けられる。

上海地区ではCCSが全て検査をする。

 

[以下質問に答えて]

1. CCSの検査員は796名いる。ZCに何人いるか分からないが、CCSよりも10〜20%多いと思われる。

2. 中国科学院のもとに交通部(省)があり、交通部の中に船検局(ZC)がある。現在政府の組織は変化しつつある。CCSはもとはZCの一組織であった。

3. ZCとは、中国船検の“中”と“船”の中国昔アルファベット標記(Zhong Chuang)のイニシャルである。

中  国  船  横

Zhong Guo Chuang Jiang

と標記する。

 

 

 

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