○ 生産設備の整備と管理
○ 治工具、検査設備の整備と管理
○ 工程編成
○ 作業者および関係者の教育
○ 品質保証体制の点検と確立
(1) 工程・検査のFMEA
工程・検査のFMEAも、設計のFMEAと同じ考え方である。
そのねらいは「工程の機能」を明確にし、工程で発生すると予測される「故障モード」の影響の追跡や、設計のFMEAで明確になった故障モードに対する検知手段と、実行可能性の面から見た故障モードの調査、検討を行うことにある。
具体的には、公差、工程計画、検査計画の検討に活用し、故障を未然に防止しようとするものである。
(2) 製造標準類の作成・整備
製造に関連する標準・規格類には、例えば
? 性能標準 ? 試験標準 ? 計測標準 ? 技術用語規格 ? 製図規格 ? 標準部品規格 ? 設計標準 ? 設計計算標準 ? 材料規格
などである。また、生産準備として作成・整備しておかなければならないのは、
? 製造作業標準書 ? QC工程表 ? 作業指導表 ? 検査規格 ? 標準関係、各種手続書類などである。
これらについて整備して、作業者に教育し徹底させねばならない。