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図3.3.10中の破線は、氷丘脈前後の平坦氷中における抵抗に相当する直線である。すなわち、任意の距離を航行したときに消費されるエネルギーを、その距離と氷厚の積で与えられる面積の関数として示したものである

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(4) 実船馬力の推定

前述の自航要素を用いて氷厚1.2m、曲げ強度800Kpaの氷板を連続砕氷するための所用馬力を推定した。推定法は平成7年度の事業報告書(参考文献3.2.4)に記された推定方法とほぼ同一であり、以下に示す。

 

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実船馬力推定結果を図3.3.12に示す。常用出力で船速3.2knot、最大出力で船速3.6knotで氷厚1.2m、曲げ強度800Kpaの氷盤を連続砕氷可能と推定される。常用出力で連続砕氷可能な氷盤の氷厚と船速の関係を図3.3.13に示す。

 

 

 

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