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Fr=0.177におけるDd船型の 1-w=0.509を用い、BP0.5=9.13よりMAUチャートからP/D=0.600とした。

(3) 展開面積比:Ae

Dd船型のプロぺラ展開面積比と同じくAe =0.6132とした。

(4) ボス比

主な砕氷船のボス比は0.3前後である。本船は耐氷クラス?ASuperで計画され本格的な砕氷船ではないが、ここではボス比を0.300とした。

(5) プロペラ羽根厚さ、翼厚比

NK耐氷構造規則により耐氷トルクを求め、羽根厚さt、羽根の展開幅t算出し、

w0.25R=145.7cm、t0.25R=33cmとした。この値を基に翼厚比(tmax/Dp)を計算し、0.600とした。

(6) プロペラ羽根最大厚さの半径方向の分布

NK耐氷構造規則により、一直線分布とした。

(7) 羽根先端厚さ:t1 羽根前縁厚さ:tf及び後縁厚さ:te

NK耐氷構造規則よりt1=32mmとした。tf及びteはMAU標準とした。

(8) プロペラ主要目

以上の検討による本船のプロペラ主要目を表3.2.10に示す。

プロペラ外形図を図3.2.16に示す。

065-1.gif

 

 

 

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