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3.2.5 舵設計

舵はDd船型と同じマリナー型とした。舵面積比がDd船型と等しくなるように可動部面積を定めた。舵主要目を表3.2.9に示す。

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3.2.6 プロペラ設計

基本的な方針としては、船体設計の項で述べた様に、氷中の性能を維持しつつ開水中の速力性能を向上させる方針で設計した。ノズル有り/無し及び固定ピッチ/可変ピッチについては議論されるところではあるが、高速域での性能及び初期コスト削減を勘案し、ノズル無しの固定ピッチプロペラとし、平成5年度(参考文献3.2.2)に開発されたプロペラをベースに最適化を行い、NK耐氷構造規則1A-Superに従って設計した。以下にプロペラ各要素設計の詳細を示す。

(1) プロペラ形式

平成5年度に開発されたプロペラと同じくMAU4翼とした。

(2) ピッチ比: P/D

MCO=24160PS、N=113rpm、V=17.0Knotsにおける最適ピッチを検討した。

 

 

 

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