無視することはできないが、NSR向け潜在貨物を有する主要国全体としては、アジアの経済構造に大きな変化はないこと、西航でのコンテナ貨物、東航でのバルク貨物が特徴的であるが、いずれも極東アジアでの積み下ろし貨物量の増大に寄与すること、WP3で選定されたDWT50,000オープンハッチ・バルクは有望であること、が結論できるとしている。
・ロシア所管プロジェクト
Pr.?.01.5及びPr.?.07.7に関しては、当該地域における鉱工業、及び製材業スケールの推定、NSRとシベリア河川との結合輸送路の効用、自治州のエネルギー産業での収益性増大のシナリオについて検討。
(4)サブ・プログラムIV: 政治的・法制的背景
・ノルウェー所管プロジェクト手続きの後れの後遺症があるが、最終的には当初計画通り終了の見込み。
・ロシア所管プロジェクト
Pr.IV.2.5, Pr.IV.3.1, Pr.IV.3.3, 及びPr.IV.3.4では、略計画通り進展し、調査作業を中心にそれぞれ約50%が終了。