3.4
運航実績および実証試験
内航近代化実証船は平成9年2月1日をもって、造船所から船主に引渡され運航が開始された。表3-4-1に内航近代化実証船の航海実績を示す。また、実証試験期間における運航員(甲板部の略歴を表3-4-2に示す。
実証試験としての対象期間は平成9年2月1日から平成10年2月18日の約1年間とした。ただし、計測システムは平成9年5月14日から稼動している。
近代化設備(特に統合操船システム)に関するインストラクションは、メーカが内航近代化実証船に乗り込み、実運航を通じて実施された。また、調査員による乗船調査は平成9年5月、9月および12月の3回実施された。