日本財団 図書館


油処理作業を行う。しかし、USCGの現場調整官によって、原因者と民間流出油処理会社が対応能力がないと判断された場合、もしくは原因者が不明な場合、USCGが出動する。

対応体制としては、USCG、MSRC及び各地域ごとに設立されている流出油対応組合(例:表3-1-2)が中心となって流出油処理及び二次的汚染防止に対応する。

 

022-1.gif

 

USCGは、流出油事故の規模の大小を問わず必要に応じて出動するが、MSRCは、流出油対応組合が対応不可能な大規模な流出油事故に対して出動し、小規模な流出油事故に対しては、原則として各地域の流出油対応組合が対応する。対応要員や資材が不足している場合には、これら各機関が相互に供給して支援する体制が構築されている。USCCの管轄を図3-1-1に示す。

 

022-2.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION