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3. 3 北海

1996年に英国北海ルートを運航したフェリーの輸送量合計は、旅客300万人、乗用車62万4000台、貨物トレーラー150万台であった(表7参照)。北海ルートでは、7社が約22路線を営業している(パルティック線を除く)。うち2社は、旅客・貨物両方を扱っている。P&Oノースフェリーサービス社は主にオランダ、ベルギーに向けて7路線を営業している。テレマークのDFDSスカンジナビアン・シーウェイズ社は多目的フェリーを6路線持っているが、それらを支えているのは関連会社のトールラインが運航する多くの貨物フェリーである。DFDSのフェリーの大多数はテレマークおよびスウェーデン行きである。ステナライン社が北海ルートで営業しているのは、ハリッジ=ホーク・ヴァン・ホーランド線だけである(ちなみに、ステナライン社はトールライン社にも出資している)。また、ベルギーのコベルフレット社が貨物専門のフェリーを3路線営業している。

北海ルートの航行距離は一般的に、海峡ルートやアイリッシュ海ルートに比べて遙かに長い。渡航距離の最も短いのは、フィーリックスストウ=ゼーブルッヘ間を結ぶP&O社の路線で84海里。最長は、スカンジナビアン・シーウェイズ社のハリツジ=イェーテボルイ間、526海里である。このルートのフェリーサービスの大多数が北イングランド=ベネルクス3国を結んでいることから、平均航行距離は276海里となっている。航行距離が概して長いため、北海ルートを運航する旅客フェリーのほとんどは、乗客用の宿泊キャビンを提供しなければならない。

 

 

 

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