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ングを変復調部へ出力する。

(4)TDMAフレームのビット分割機能

ユーザ情報を所定のV/Dバーストになるようにビット分割を行う。

(5)リンク管理支援

地上装置の場合、通信制御部からのポーリングを送信する。

機上装置の場合、ポーリング応答または予約要求メッセージを生成し送信する。

(6)データ運用支援

以下のデータ運用支援を行う。

・MSGのスロット分割

・アップリンクMSGのバースト・スケジュール

・アップリンクMSGの送達確認

・MSGのスロット組立

・ダウンリンク予約要求

・ダウンリンク予約要求再送

・ダウンリンク予約応答受信後のMSG送信

・アップリンクMSGのバースト・スケジュール

(7)ゴレイ符号の符号化及び復号化機能

128個の伝送シンボルから構成されるもシステム・データの384個の伝送ビットの内、Golay(24,12)符号語で生成された192個のパリティ・ビットから誤りを訂正する。

この非3Tモードに較べ拡張されたGolay符号により、3つ以下の誤りを含んだ誤りパターンの訂正を行い、かつ4つの誤りパターンの検出を行う。

符号/復号化に対し、高速性が必要の為、ハードウェアで構成する。

[2.5.3.2]

(8)通信処理部(SIOボード)とのシステム・データ通信機能

通信処理部(SIOボード)のデュアル・ポート・メモリ(DPM)に書込まれたシステム・データを受け、TDMAスロット管理を行う。

 

4.3.5.2 TDMA制御部の性能

 

モード3の特徴であるTDMAに関する主な性能とモード2との比較を表4.3.5.2-3に示す。詳細は以下による。

 

 

 

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