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開発に関する調査報告書(案)

航法と監視アプリケーションのためのデータリンク候補の比較分析

・航法と監視のデータリンク候補の範囲

航法と監視のデータリンク候補を検討するにあたり、報告書本文では、ICAOで検討されているデータリンクを記述対象とし、その他の方式については、報告書及び比較表の本文から削除し、新しい技術に関する章に移すことを確認した。

・今後解決すべき問題点

・各アプリケーションの要求条件及び望ましい特性に関する資料を各パネル(GNSSP,ADSP及びAWOP)より入手することとした。

・ADS-Bが航空路の主な監視システムとして十分な完全性、信頼性及び有効性の要求を満足できるかどうかADSPに問い合わせることとした。

・VDLモード4の変調方式としては、D8PSKの他にGFSK(Gaussian Filtered Frequency Shift Keying)が提案されたが、IACOで検討されている変調方式(D8PSK)のみを比較検討の対象とすることとした。

・1つのデータリンクにより、2つ以上のアプリケーションを実現する場合には、個々のアプリケーションの要求条件を満足するデータリンクでも、統合CNSシステムとしての要求条件を定義しその条件に合致しない限り使用できないのではないかとの意見が出された。

・CNSシステムの評価報告書

CNSシステムの報告書は現在作成中で、対象範囲をICAOで検討されているデータリンクに限定する作業以外の変更は、合意が得られなかった。

・今後の作業計画

2つの報告書の作成作業は、次回WG-D会議までに完了を予定しており、現在の原稿に対する追加、変更及び削除のためのワーキングペーパが要請された。

・WG-D全体会議でのSG-3決定事項の見直し

全体会議において、データリンク候補比較検討の範囲について、ICAOで検討されていないデータリンクも含めるべきとする意見が出された

 

 

 

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