? 航空交通監視アプリケーションの評価
1. 評価空域の考え方
本アプリケーションの評価空域を次のような考え方にもとずいて選択した。
(1) 非レーダ管制空域が主な表示空域
レーダ管制空域ではレーダ表示が主となるため。
(2) 非レーダ管制空域にレーダ管制空域が隣接している表示空域
隣接空域のレーダ管制機を参照可能ならば、管制を行う上で有用である。
(3) 非ADS機の表示が必要
MTSAT運用開始時に全機が航空航法システムを搭載している可能性は低いため。
以上の考え方の要件を備えていると見られる、
フィリピンFIRを評価空域の例として選択した。
下記および図1-1にフィリピンFIRのイメージを示す。
・ 洋上空域がある。
・ 洋上空域がレーダ空域と隣接している。
・ 洋上空域のルートが那覇FlRを通過しており、通過機の情報の入手が容易である。
・ フィリピンのAIP(Aeronautical Information Publication)からFIR、ルートおよびFIX等の情報入手が可能である。