CAPは実際に災害や航空機の遭難等の捜索、救難のサポートを行っており、京都市の防災、救難に直接たずさわっている消防航空隊に非常に興味を持ち、その方法について熱心に質問していた。
午後は前日同様、清水寺、ハンディクラフトセンターと代表的な建物の拝観とショピングをした。京都の良さが何処まで理解出来たかは不明だが、いずれにしろ千年の歴史を持つ古都に深い感銘を受けたことは間違いなく日本を紹介する上で、京都に来ることは必要だと確信した。
云うまでもないが、京都で全員持ち切れないくらいのお土産を買い込んでいた。
・7月29日(火)
今日から名古屋地区の研修となり、京都発10:14のひかり228で移動、11:58名古屋駅に到着、名古屋城近くのレストランで名古屋航空少年団理事長、幹部団員の方多数と一緒に昼食をともにした。古田少年団理事長から名古屋航空少年団の歴史、年間行事、特に赤い羽根街頭募金協力等のボランティア行事への参加活動の説明と紙ヒコーキや折り紙の折り方の講習があり少年団、訪日団一緒なって楽しいひと時を過ごした。
昼食後名古屋市庁を訪問、杉山生涯学習部長、中島青年室長を表敬した。生涯学習部長より名古屋市の説明と市庁舎の案内があり訪日団は庁舎内を興味深げに見学していた。
そのあと、愛知県庁を訪問、桑田青少年女性室長を表敬した。室長より愛知県の紹介とCAPについての質問等親しく懇談した。
そのあと、名古屋市港区にある中部盲導犬総合訓練センターを訪問した。
このセンターは盲導犬の育成、訓練、訓練士の養成等を目的としており、多くのボランティアの協力により運営されている。訪日団も盲導犬の基礎訓練、誘導訓練を見学、訪日団もボランティアとして、ほんの一部だが訓練の手伝いをさせてもらったが、訓練の難しさと、このセンターの重要さが理解出来たようだ。
・7月30日(水)
午後、トヨタ自動車のトヨタ会館エキジビションホールで、自動車の歴史、エンジンの構造、ギアーチェンジの仕組み等を解り易く解説した展示物を見学した後、トヨタの主力工場、元町工場を訪れ、クラウン等の高級車の流れ作業による組立を見学した。はじめて見た自動車工場に非常に興味をしめし、熱心に見学してしいた。
そのあと、愛知県陶磁資料館を訪れ、訪日団めいめい素焼きの皿に絵付けをしたが、皆真剣に取り組んでいた。この皿はこのあと焼き上げるが、出来るのは10月頃になるので後日送付するとにしたが、出来上がりが楽しみのようだった。
以上で全体行事を終了し、訪日団は各人ホームステイ宅に引き取られていった。