主な事業は漁業である。漁船は湾や入り江や沿岸で漁をするが、岸から15マイル以内を航行しなければならない。このマイル数はメルルーサ(タラ科)の季節移動によって変動する。
環境面から見ると、炭化水素(石油)の漏れを管理する機材は装備していない。ブエノスアイレス港かバイアブランカ港が一番近い地点である。
火災の消火については不十分で飲料水を使用している。
ウシュアイア港(ティエーラ・デル・フエゴ州)
突堤は、現在長さ735mに拡張されている。主な業務は一般貨物、旅客、冷凍貨物の取り扱いであるが、中でも観光船が来る11月から2月が一番業務の多い月である。10年間で旅客の動きは200人から4,700人になった。旅客の多くは大西洋に向かうトランジット客である。
環境面では海岸地帯において居住地からの排水や港湾排水が増える可能性がある。
一方、島の消費者に供給するために、この港で大量の燃料が移し替えられる。
漏れた炭化水素を集める機材はなく、その仕事のために訓練された人材も持っていない。
この港は大西洋に入る前の最後の基地であり、船に起因する海の汚染基準の観点からは、船を受入れる港として重要な場所にあるが、この港の役割に見合った十分な施設を持っていない。
ケケン港(ブエノスアイレス州)
この港は、混合貨物の荷役をしており、漁業産物、木材、肥料、穀物を取扱っている。
操船上の問題は船の操船可能な最大長さと関係している。その他に沈没した船がある。
大波が来襲するとで、度々港を閉鎖せざるを得ない。
環境面では、バラ積み肥料の荷積み/荷揚げ作業(この港の3番目の業務)は浚渫用採泥機で行い、何の防護もせずに貨物を直接トラックの荷台に置くので、風で貨物の一部が飛散する。
発電プラントでは当然、液体燃料を取り扱う。一方、このプラントは頻繁に硫酸を川に捨てるが、この川は港に流れ込んでいる。
市の住民たちは捨てられた穀物の殻や飛んでくる肥料の被害を受けて、度々苦情を訴えている。植物油もしばしば漏れる。
長さ70mの浮きバリヤーや、漏れをコントロールする他の機材も持っているが、この機材だけでは効率良く作業範囲をカバーするのに不十分である。
ドックスド港(ブエノスアイレス港)
連邦首都の南側に位置していて州の領土にあり、混合貨物を扱う港である。一方では石油、天然ガス、危険物の入ったコンテナ、バラ積み貨物の荷積み/荷揚げをする。
石油と危険物の荷役は民間会社が行っている。この民間会社は安全設備に多額投資をしているが、この港の一部の施設は非常に劣化している。例えば、砂等のバラ積み貨物を積んだ船が係留するバースは不安定で、防火装置も不十分で、人間の防具もない。このサイトで船に燃料を積込むので非常に危険な状態が生じている。
防火ネットは心細い状態で、消火液がなかったり、有効期限が切れたりしている。防具は不十分で、電気のコードが裸になっている個所もある。漏れを止めるバリヤーが足りない。
この港には消防船「ドックスド港号」が係留している。この消防船は古いが、消火装置は全く有効である。しかし、大災害が起きた場合は不十分である。