マドリン港(チュブト州)
マンドリン港は、バルデス半島のヌエボ湾に位置する。貨物の取扱いは約1,050,000トン/年で、この中には燃料とバラ積みの固形資材がある。また、漁港としても使用される。
この港には環境問題はないが、環境に敏感な地帯に作られている。というのは、この湾は海が深く半ば閉鎖された場所で、人々が休暇を過ごす期間が長く、クジラやイルカもいるからである。例えばホッキョククジラは特別法で保護されており、航行船舶はこの基準に従って航海する。
この場所はまた、鳥や魚や、特別配慮が必要な越冬する特殊な生物の避難所でもある。
この港は倉庫を洗浄し、汚水を回収する設備を持っていないが、このケースではサービス事業の権利の入札が手続き中である。船の汚水は、特別トラックで引き取り、居住地の排水システムに入れる。
炭化水素の漏れに対しては、設備がない。これに適した機材がある一番近い場所は700kmも北に行った所である。
デセアド港(チュブト州)
デセアド川の河口に位置していて(昔は海で覆われた流域)、地理的に特徴のある形をしている。海の動物相が豊富で自然保護地区に指定されている。
この港の主要事業は漁業、冷凍チェーン、魚の加工である。
次の2つの汚染源から生じた問題が提起されている:
1) -居住地:汚水と産業排水を適切に処理せずに流す。
2) -港湾:炭化水素(石油)の漏れや汚水の排水。港湾の舗装面からの汚染物質が海に直接流れ込む。
地域社会は、この港が入り江を汚染する主要汚染源であることを確認している。この事実によって港湾管理局はこの問題を解決する対策を取ってきたが、炭化水素の漏れや汚染を解決する手段を持っていない。
ラウソン港(チュブト州)
ここは潮の干満があるターミナルで基幹施設は乏しい。操船上は次の拘束がある:進入航路が狭いこと、水深が浅いこと、コースが蛇行していること、土砂の堆積があって干潮時に露出する等である。一方、桟橋の下の水深が少ないので、干潮時に船が干上がることがよくある。