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(2) 全ターミナルの一元的運用

ターミナルはすべて公共使用でPSAのてにより一元的に運用されており、ガントリークレーンは1バースに4機配備されているが、隣接ターミナル間の相互融通で最大7機の同時荷役が行われることがある。

既存のタンジョンパガー、ケッペル、ブラニの3ターミナルは一般道路を通過すること無く相互にアクセス可能であり、コンテナヤードや機器類の有効利用が図りやすい。これらメリットはすべての港湾サービスがPSAという単一のオペレーターにより供給されていることによる。

 

(3) トランシップ貨物優遇料金制度

トランシップ貨物の荷役料金については、ローカル貨物より二割程度割り引いて適用されており、無料蔵置期間も7日と長い。更にある一定期間内に搬出すればさらに料金を割り引くという制度もある。

 

 

 

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