これらの試験では、円錐貫入時に供試体に有意なヒビが入ることは無かったため、円錐貫入力は7回の試験結果の平均値で代表することにした。実験番号3番及び4番の試験において円錐貫入力に有意な差は見られないことから、0.5〜0.7%の水分値の増加に相当する程度の加水量では、加水から2時間で円錐貫入力はさほど変化しくなるものと考えられる。 水分値と平均円錐貫入力の関係をテウディエ鉱については図4.5.3に、ゲベ鉱については図4.5.4に示す。
これらの試験では、円錐貫入時に供試体に有意なヒビが入ることは無かったため、円錐貫入力は7回の試験結果の平均値で代表することにした。実験番号3番及び4番の試験において円錐貫入力に有意な差は見られないことから、0.5〜0.7%の水分値の増加に相当する程度の加水量では、加水から2時間で円錐貫入力はさほど変化しくなるものと考えられる。
水分値と平均円錐貫入力の関係をテウディエ鉱については図4.5.3に、ゲベ鉱については図4.5.4に示す。
これらの図は、現場円錐貫入試験結果の図4.3.2及び図4.3.4と比較してデータのばらつきが少なく、水分値と円錐貫入力の関係が明確に分かる。これらの図は、水分値のクライテリアから円錐貫入力のクライテリアを決定する際の参考となる。
前ページ 目次へ 次ページ