日本財団 図書館


(Visualization of segregation tables及び隔離グループの採用)は、9月の会合で検討される。なお、隔離グループについては、蘭から隔離グループのドラフトが提出された。また、「特定の種類の物質グループには、危険物だけでなく非危険物も含まれるか否か?」については、基本的には非危険物も含まれるべきとの結論を得た。しかしながら、対象となる物質がIMDGコードのScopeの外にあり規制が難しい故に危険物の隔離グループの考え方は別のアプローチが必要であることが認識された。

6 新様式IMDGコードPart.3のDangerous goods lists(以下[DGリスト」)に関する事項の検討各国が分担して見直しを行っているPart.3のDGリストについて次の事項について一般的検討が行われた。なお、各国の見直し結果をまとめた2nd draftが次回会合まえにE&Tグループのメンバーに配布され次回会合でFinalizeさせる予定。

.1 第6欄―特別要件には国連勧告のDGリストに使用されているものとと同じSPnumberを使用する。

.2 国連勧告のDGリストのSPの内“Classification及びLabeling”に関わる要件のみを第6欄に記載する。容器包装の要件はPIに取り入れる。その他の情報的な内容は適宜検討する。

.3 英は、火薬類も貨物輸送ユニットによる運送が大部分を占めていることを理由にクラス1の積載区分を、現在の“Containers or the like”、移動式火薬庫、一般火薬庫積載等に一般コンテナ及び火薬庫の要件を考慮したA‐コンテナ、B-コンテナ、C-コンテナ加える新アイデアをを紹介しコメントを求めている。場合によっては今回の様式の見直しの際に採用する提案をする可能性がある。

.4 クラス4.1の自己反応性物質及びクラス5.2の有機過酸化物のDGリストの構成は正式品名毎に別の章のpara.を引用することとなるが、そうすることはDGリストの構成を非常に複雑にし読みにくくなることを担当国ベルギーが指摘した。クラス7のように別表形式にすることが提案されているがDSC小委員会の指示に違うこととなるとの意見もありPendingのままとなった。

7 次回会合の議題

次回会合は、1998年9月14日(月)から9月23日(水)までの間開催される。予定議題は次のとおり確認された。

1 DSC4へ提出するIMDGコード様式見直し関係のFinalization

.1 DGリスト

.2 PI

.3 ポータブルタンクリスト

.4 第7章(運送要件)の残り部分の1st reading

.5 Visualized segregation table

.6 クラス7のスケジュール

.7 第1章〜第7章の2nd reading

2 どの部分を強制化の対象とするかを明確にすること。

3 国連勧告の新運送書類の検討

4 国連勧告とIMDGコードとの相違する部分の明確化

5 MARINE POLLUTANTS

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION