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いかと、これも又、荒川の方でそれだけの金を出してところが東京の大都会で水問題とか渇水期になり水が足りないとこうなりますと、綾瀬川の方へ流す水はないよとこういうことになるんではないかと危惧しておりますし、又一方では埼玉も東京都に次ぐ第2の都市になるんではないかとそういうようになっております。水が足りない時はそれを今度飲料水に利用できるという考え方もあるかなとそんなふうに考えておりますけど、いずれにしても草加市の場合いろいろ水問題で世事に渡る激特事業によりまして今かなり水問題では解決をしてきました。残されたこれからあとのこされた事業か終わればかなり良くなるんじゃないかなと思っておりますけれども、私いつも水が出る松原団地とか水問題でいつもウハウハ浮いちゃうんだと上流の各市、町、村に迷惑料をもらえとそう言ったことがあります。そうすると市長いわく迷惑料をとっちゃうと東京に全部取られちゃうよとおおそうかといって笑ったことがありますけど、いずれにしましても我々もこの綾瀬川のワースト1からワースト2にそれ以上に良くしていこうとそのように考えています。
いずれにしましても我々住民の各個人の自覚とそれに行政の力がなくてはどうにもならない。ま、私なんかにいわせると、238億もかけるのだったら綾瀬川の50mを掘ってそこに沈澱層のようなものを作れとそして木炭でもつっこんでそして浄化するほうがより効果的じゃないかと又中川ではエアレーションといいまして酸素を入れましてそしてやってた方法も昔はありました。綾瀬川の川幅より狭いですけどもかえってそういうことの方が効果的じゃないかなと感ずる疑問を持っております。いずれにしましても川に親しみ、水と緑、我々の生きるやすらぎを与えられるものでございますから、このただい用水もいま、市のほうでも逐次整備を進めてまいります。桜並木ゾーン、青柳ゾーン、サンクチャリーゾーンと3つのゾーンにわけております。今、桜並木ゾーンを大半今年中にある程度整備できると思います。その中にサンクチャリーゾーンといって鳥なんかがくるといって非常にヨシなんかが生えておりますけどその中にカモなんか全然いなかったんですが最近はカモが50羽位住みつきましてそして工業団地の中を通ってますから昼休みなんかは工業団地の働いている人達がパンを持ってきて与えている。だからみんな丸々と太ってるんですよ。そういうことでああいう茂み、ああいう川の流れも忘れられない光景の一つではないかなと思います。

魚もずいぶん増えてまいりました。そういうことで今後おおいにつとめていきたいとこういうことでございます。とうかよろしくお願い致します。

 

 

 

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