(3)対局の継続が困難な不具合点があった場合、審判の承認を得て参加者自身が修正しなくてはなりません。このとき審判が修正に時間制限を課すことがあります。修正できない場合は、その対局は負けとなります。
(4)通信機能のないプログラムが対局する場合は大会側が用意する通信機能付きの入力マシンに自分のプログラムの着手を入力します。コンピュータへの入力まちがいは自動的に負けになります。
5. 試合数と組み合わせ
(1)試合は、8-10回戦程度のスイス方式または、変形スイス方式(時間の短縮を計る)を原則とし、時間が許す限り、試合を行います。詳細は参加数が確定した後決定し、CGFのホームページで発表します。ただし途中棄権があった場合は当日組み合わせを変更することがあります。
(2)組み合わせは受付終了後に、上記対戦方式に従い決定されます。なお、組合せの都合上不戦勝が出た場合は、昨年の大会の上位から順に不戦勝になるものとします。
参加者の関係で複数のグループが生じた場合は、昨年の大会の優勝者が入っているグループの、昨年の大会の順位に従って不戦勝とします。
6. 大会の運営規則
(1)手合割: 互先、先番5日半コミ出し。先番はにぎりで決定します。
(2)持ち時間: 各1時間とします。300手以内に一方の持ち時間が切れたときには、切れた側の時間切れ負けとします。300手を越えた場合は、審判の判定によります。
(3)遅刻は試合開始後15分までは認め、遅刻時間を持ち時間から差し引きます。15分以上の遅刻は負けとします。
(4)変形スイス方式の場合は、試合の修了直後に次の試合が始まる場合があります。
この場合は、最大10分を限度として休息をとることが出来ますが、それ以上は遅刻とみなします。
(5)まね碁の制限: 相手方の動きに対してミラー的な動きをした場合は200手以内にその動きを中止しなくてはなりません。
7. 順位の決定と表彰
(1)順位は次の判断の順番で決定します。
1)勝ち数の多いもの
2)負かした相手の勝ち数の合計の多いもの
3)全対局相手の勝ち数の合計の多いもの
4)直接対決があった場合は、勝ったもの
これでも決まらない場合は同位とします。優勝、準優勝、3位において同位となる場合は、賞金を分配します。
(2)表彰:
優勝 賞金200万円・賞状・トロフィー(財団賞)・盾(日本棋院賞)
準優勝 賞金50万円・賞状
3位 賞金20万円・賞状
技能賞 賞状,盾(CGF賞)
なお賞金は銀行振込で支払います。また税金は受賞者が払うものとします。
8. 対局ルール
日本囲碁規約(平成2年制定版)によります。この規則はCGFのホームページに書いてあります。
URL http://www.st.rim.or.jp:80/-bigbear/cgf.html
ルールの解釈については、審判の判定に従って下さい。