7
1. 名前: Takahisa Yoshida 吉田剛尚
2. 国: Japan 日本
3. プログラム名: 対局囲碁 睦月(MUTSUKI)
4. プログラムの特徴:
1. 主な思考ルーチン
(1) 定石パターンの検索
序盤の隅の着手において、定石の手順を登録したパターンの中から該当するものを検索して、着手を決定する。
空き隅に先着する場合は、星・小目・三々の中から乱数によって着手を決定する。なお、定石パターンの縦横サイズは定石によって任意に設定し、その範囲内で検索している。
(2) 相手の着手に対する応手
相手の直前の着手の周囲の石の配置をパターン登録し、それを検索することによって、自分の着手点を決定する。
(3) ダメの少ない石の死活のチェック
ダメが1から4の石については、それぞれのダメヘの着手による死活をシミュレーションし、取れるのであれば取りにいく(自分の石であれば逃げる)。
但し、逃げても無駄な場合は除いている。
(4) 定型パターン検索
任意の範囲内の石の位置パターンを登録し、それを検索することによって自分の着手点を決定する。
(5) ナカデの検索
ナカデ着手前のパターンを検索して、該当する場合はナカデを打つ。
(6) 石の連絡
三間、オオゲイマ等、ある程度離れた石の連絡を保つ(相手の石の場合は断つ)ように着手を行う。
(7) キリ/ツギ
明らかに切れるとわかっている石の配置の場合にキリを打つ。自分の石が切られる場合は逆にソギを打つ。
(8) 盤面温度による着手点の探索
白黒それぞれの石からの距離による影響を十(黒)/―(白)で集計した各ポイントの総計を盤面温度として、着手による,温度変化をシミュレートすることで次の着手点を決定する。