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?T 新しい都市緑地保全法

 

緑には、都市気象の調節、美しい景観やうるおいのある生活環境の形成、生物の生育の場の提供など、様々な機能がありますが、その緑は、都市において次第に減少しています。

都市の緑を守り、育てるために、これまでにも、緑地保全地区を指定したり、公園を整備するなどいろいろな方法がとられてきましたが、これからは、これらの行政が主体となる方法に加えて、住民や企業が主体となった取り組みにより、身近な緑を守り、育てていくことが必要となります。

近年、高まりつつあるこうした自発的な取り組みを行政としても積極的に盛り立てていくこと、これが今回、都市緑地保全法を改正した理由です。

これにより、行政、企業、住民の適正な役割分担のもと、身近な緑を守り、育てていくことができるのです。

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