4-1-3 乗降客数への影響について
バス運行情報提供が、路線バスの利用促進に寄与したかどうかの検証を、横浜市交通局からデータ提供を受け、バス1本あたり乗車人員の対前年度同月比をもとに検討を行う。着目データとしては、系統別の月別、平日・休日・土曜別、1本あたりの乗車人員とし、情報提供対象系統と、それ以外の系統について、乗車人員の変化を分析する。
また、実証実験開始前の平成9年11月から平成10年3月までの利用者数の推移についても、前年度の動向を踏まえ、検討を行うものとする。
4-1-4 到着予定時刻の検証
バス運行情報サービスの情報項目として、バス到着予定時刻を提供しているが、この情報が実際にどの程度の精度で提供されているのかを検証するため、実際のバス到着時刻と予定到着時刻との誤差を求めることにより検証を行う。
以下に到着予定時刻の検証方法について整理する。
(1)検証データ収集日
1)2月21日(土)
2)2月22日(日)
3)2月24日(火)
4)2月25日(水)
※曜日変動を把握するため、平日(2日間)・土曜・休日の実施とする。
※いずれの日も終日(5:40am〜0:30am)実施とする。
(2)検証対象とするバス停留所
1)桜木町方面:市庁舎前
2)根岸方面: 和田山口
<バス停選定の理由>
条件1:主要バス停留所として遠方の区間から到着予定時刻を表示していること。
(遠方・近隣区間における精度の違いについて検証するため)
(例)下図の区間3〜1において表示している
「市庁舎前までの到着予定時刻」の精度について比較
区間3 区間2 区間1
小港→上野町→横スター→市庁舎前