第4章 実証実験結果の評価
ここでは、実証実験結果の評価として、モニターアンケート及びインターネットホームページヘのアクセス数のカウント等をもとに分析を行うと共に、実証実験での到着予定時刻の表示時刻の精度についても検討を行う。
4-1 実証実験結果の評価方法
実証実験結果の評価としては、大きく以下の4つの点から検討を行うものとする。また、各手法別の実証実験結果の評価方法を以下に示す。
I.アンケート調査
a.モニターアンケート
b.キオスク端末利用者アンケート
c.インターネット上でのアンケート
II.ホームページへのアクセス数のカウント
III.乗降客数への影響について
IV.到着予定時刻の検証
4-1-1 アンケート調査
アンケート調査としては、事前に確保したモニターに対して実施した『モニターアンケート』、キオスク端末利用者に対して実施した『キオスク端末利用者アンケート』、インターネットのホームページ上に設定した『インターネット上でのアンケート』の3種類がある。なお、アンケート調査票については、巻末資料-2に示す。
(1)モニターアンケート
実証実験開始以前に、『ご家庭または職場でインターネットを利用している方で、実験期間中に「根岸駅〜本牧〜桜木町駅」の区間の市営バスをご利用いただける方』を条件としてモニターを募集し、当該モニターに対して、実証実験実施中の2月中旬にアンケート調査を行っている。
なお、アンケート調査での主な設問内容は以下の通りとなっている。
【主な調査項目】
○個人属性(年齢・職業等)