日本財団 図書館


3-1-2 対象路線の選定

 

ここでは、実験フィールドとする横浜市交通局のバス路線について、路線特性を整理することにより実験対象路線の選定を行う。

路線の特性比較については、潜在バス利用者、バス利用ニーズ、既存のシステム条件等から以下の項目により検討を行う。

 

1)潜在バス利用者がいること(システム利用ニーズが多い)

?@ 福祉施設が多くリフト付バスが導入されている。

?A 道路渋滞が激しい。

?B 道路渋滞の変化が激しい。

 

2)バス利用ニーズが多い

?@ 団地路線を持つ。

?A 商業地・ターミナル駅に接続する路線を持つ。

 

3)システム条件

?@ 路上機が多い。(1路線当たり平均路上機が8台以上)

?A 情報提供が必要なターミナルを持ち、今後の機器整備が望まれている。

 

なお、既存のバス情報システムが営業所単位での情報処理形態を取っていることから、上記項目について営業所別の比較を行ったものが表3-1-1である。

015-1.gif

以上の比較結果から、実証実験は本牧営業所管内での実施とする。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION