識の習得」(93.2%)、「就職へのステップアップ」(97.4%)、「趣味教養を深める」(91.1%)、「免許・資格取得」(89.4%)で高い数値がみられた(図表2-5)。
?A「将来有望な分野か」
次に、卒業後の進路にとって現在の専攻分野が、どれくらい将来性をもっているかについてたずねてみた(図表2-6)。それによれば「免許・資格取得」を動機にあげている場合、「その通り」と「だいたいその通り」で82.3%となっている。「技術・専門的知識」(68.4%)、「希望の就職へのステップ」(68.0%)はそれに比較すると低い。なお全体としてみれば、3割強が専攻分野が必ずしも将来に結びつくとは限らないと思っているようである。少数ではあるが、「これといった動機はない」ままに入学した場合、14名のうち12名が、現在の専攻が将来有望な分野とはいえないと答えている。