3. 居住形態
図表1-3で、同居の有無をみる。「親など家族と同居」が64%で過半数を超え、「ひとり暮らし」は3割に達していない、「その他」は学生の寮生活者とみられる。性別では、男子で「ひとり暮らし」が多いが、それでも35%ほどでしかなく、「家族と同居」が6割ある。年齢別には、年齢が高いほど「ひとり暮らし」の割合は高いが大きな差はない。これは大学生で「ひとり暮らし」の割合が高い(34%)ことによるのだろう。この同居の有無は、後述の家族関係や経済状況の設問と関連する。すなわち、定職に就いていない若者にとって、生活していく上で家族との同居が重要な経済的条件になっていると思われるからである。