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会の構成と現況

篤志解剖全国連合会は、献体篤志家団体を会員とする団体部会と、医学ならびに歯学の大学を会員とする大学部会とにより構成されております。

平成9年9月1日現在の各部会ごとの会員数は、つぎの通りです。

●団体部会会員……48団体

●大学部会会員……86大学

〔各会員の所在地ならびに連絡先は、50ページの一覧表をごらん下さい。〕

 

なお、全国の篤志家数は、北海道から沖縄まで、献体登録者の総数は160,000名を越え、そのうち献体された方は約46,000名(平成9年3月31日現在)に達しております。わが国の医学・歯学の大学で行われる解剖学実習への貢献は大なるものがあります。最近、献体登録者数は増加の傾向にありますが、全国的にみますと大学ごとの登録者数のアンバランスが目立ちます。献体登録をなさる方がたのご理解とご協力をお願いしたいところであります。

 

運営と経費

本会の運営は、運営会議を中心として行われております。運営会議の構成は、会員団体・大学の代議員から選ばれた会長1名、副会長2名、事務局長1名、常任理事4名、常任幹事4名で、年3回開かれ、本会の運営に関する重要事項を協議します。また必要に応じ、運営会議に各団体・大学の代議員をお招きしたり、各地区に出張して開催し、各地区団体・大学と懇談するなど、全国的規模で本会の発展ならびに、正しい献体運動の推進に努力いたしております。

運営経費には、主として会員大学の会費〔年額10万円〕団体部会からの賛助金〔1口2万円〕および寄附収入を充てております。昭和58年度からは、財団法人日本篤志献体協会(28ページ参照)との協力態勢が確立し、寄附収入の大部分は、同協会に仰いでおります。

 

 

 

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