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また、本庁・総合庁舎間の回線に防災行政無線を利用して経済的かつ安全に運用していること、県内各所にある単独出先機関にISDN回線を引き、総合庁舎をアクセスポイントとして高速で安価な通信を行っていること、本庁内には、LANスイッチやFDDIなど、最新の技術を用いたネットワークで、一人1パソコンや市町村接続にも十分対応できる設計となっている。現在のRENTAIは図-1のようになっている。

なお、今回の更新に於いてもインターネット等外部ネットワークとの接続は行っていない。これは、財務会計等の高いセキュリティが要求されるシステムが稼働しているためである。

(3)RENTAI上で稼働している業務等

従来のRENTAIを利用した業務システムには、財務会計システム、予算編成支援システム、共通統計情報利用システム、人材情報システム、土木設計積算システムなどがあり、これらは全て新しいRENTAIに引き継がれて、現在も稼働している。これらの業務システムは、財務端末と呼んでいる各所属に設置してある1台のデスクトップ型パソコンにインストールされ、この端末を利用して業務処理を行っている。(図-2)

また今回の更新と併せて、議会議事録、知事講演録などフリーワードによる全文検索が可能な文書型データベース(Notes)、時事通信社が提供している行財政情報システムのJAMPを導入し、GAIBパソコンから利用できることで、業務の効率化、高度化を図っている。

 

 

 

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