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2-3 総合行政ネットワークへの接続形態

 

ここでは、各地方公共団体と総合行政ネットワークとの接続形態について検討する。

各地方公共団体はそれぞれ独自の庁内LANを敷設し、行政事務の情報化を推進しているが、その庁内LANと総合行政ネットワークを接続する場合、ファイアウォールの設置が必須であろう。

ファイアウォールについては後述の不正行為対策の中でも触れるが、各地方公共団体で構築する必要がある。

 

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以下に、各地方公共団体と総合行政ネットワークの接続形態を四つのパターンに分けて、接続形態と特徴について検討する。

(1)霞が関WANへの直接接続形態

自庁のLANを霞が関WANへ接続し、国との情報交換を行うと同時に、霞が関WANを経由して他の行政機関との情報交換を行う形態(霞が関WANへの直接接続は、現在のところ都道府県、政令指定都市に限定されている。)。

 

 

 

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