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全体構成

 

東京国際舞台芸術フェスティバル'97は、公演部門とコミュニケーション・プログラムの2つの部門で構成された。

 

【公演部門】

 

民間、公共の劇場、制作団体などさまざまな立場の22の製作主体が都内16劇場で25演目27作品を上演。東京国際舞台芸術フェスティバルの名にふさわしい規模となった。(総入場者数約90,000人)海外からの招聘4カンパニーに加え、海外と日本のアーティストの間の共同製作作品が9つを数え、今後の創造活動の展開に刺激を与える良い機会となった。また、近年の社会情勢の変化を反映して、民間・公共劇場間の提携のフレームワークが形作られたことから今後にさらに大きな展開が期待できよう。

 

【コミュニケーション・プログラム】

 

通常の舞台芸術上演ではなかなかおこりにくい舞台芸術各ジャンル間の交流やアーティスト間の相互交流を活性化し、長期的展望に立って創造性を高めるために、幅広い舞台芸術関係者が集まるフェスティバルの特性を生かした2つのコミュニケーション・プログラムを企画実施した。

 

東京国際舞台芸術フェスティバル'97の全体構成

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