みかん栽培につぐ第1次産業は漁業である。いわし底びき網漁業、カキやノリの養殖など共同経営方式をとるものもあるが、全体としては一本釣り漁法やたて網などの個人漁業が主であり、その分、後継者不足の影響がつよく出ている。
3 人口の推移
東和町が過疎地といわれるようになってから久しい。ここに掲げた表「人口の推移」によって、4ケ村が合併して東和町になった昭和30年(1955)の人口は17,351人であったが、10年後の昭和40年で26%減、昭和50年に至って50%と半減したことがわかる。減少はさらに続き平成7年でじつに66%減、すなわちほぼ3分の1となっている。