このうち、明治の大水害時に消滅した小字は11となっている。昭和34年以後に消滅した小字は、ダム完成による水没なども含めると多数に上っている。
54の集落のうち最も人口が多いのは、村南部の「平谷」で566名、次いで「折立」の370名、村北部の「上野地」で359名、役場のある村中央部の「小原」で349名の順である。村では、面積が広いため、村内を3つの生活圏に分けて整備を進める考えを持っている。村内を「上野地」集落を核とする北部生活圏、「小原」集落を核とする中部生活圏、「平谷」集落を核とする南部生活圏に分け、北部生活圏にはサブ拠点として「五百瀬」集落、南部生活圏では「永井」集落をサブ拠点として位置づけている。