第3節 (群馬県)南牧村
1. 位置及び地勢
南牧村は、群馬県の西南端に位置し、北及び東は下仁田町(一部、中里村が介在)、南は上野村、西は、妙義荒船佐久高原固定公園内の星尾峠などの峠をこえて、長野県佐久市、日田町、佐久町に接している。
東西に12km、南北に9km、面積119k?uで、南・北・西は、標高1,400mから800mの出に囲まれ、馬坂川、星尾川、渋沢川、底瀬川、大仁田川、桧沢川、椚沢川、大塩沢川、小塩沢川を順次に集めて流れる南牧川に沿って、比較的平坦な土地を求めて、各集落が点在している。
江戸時代から続いてきた12の村につき、明治12年(1879年)に、尾沢、月形、磐戸それぞれの区に連合戸長が置かれ、明治22年の町村制施行で、尾沢村、月形村、磐戸村となった。昭和30年(1955年)この三村が合併して南牧村となり、現在に至っている。