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自治体ホールの技術水準の確保について

 

――全 体 討 論――

 

○南坂((財)北海道文化財団事業二課長)ただいまから、「自治体ホールの技術水準の確保について」というテーマで全体討論を開催したいと思います。

初めに、司会・進行を担当いただきます深澤信夫さんをご紹介させていただきます。

深澤さんは、現在、財団法人道民活動振興センター理事長、そのほか道公文協会長、財団法人北海道文化財団理事・専門委員としてご尽力をいただいているところであります。

深澤さん、どうぞよろしくお願いいたします。

○深澤(北海道公立文化施設協議会会長)今、ご紹介をいただきました深澤でございます。

今日は、これから2〜3時間ほど皆さんと一緒に勉強をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。

2日間にわたりまして、実技講座や現場のことなどについていろいろと勉強されたものと思っておりますが、たいへんお疲れさまでした。

また、講師の諸先生にはたいへんお骨折りをいただきまして、改めて厚く御礼を申し上げます。

ありがとうございました。

さて、今日は3日目ですけれども、こういう場で全員が顔を合わせまして、「自治体ホールの技術水準の確保について」ということをテーマにして取り組んでみたいと思っております。

まず、お二方に事例発表をしていただきたいと思います。

それから、専門的なお立場からいろいろなコメントをいただくということで、4人のコメンテーターの皆さんにお願いをいたしております。

まず最初に事例発表ですけれども、事例発表をいただく中標津町総合文化会館、ニックネームは「しるべっと」と言うそうでございますけれども、そこの菅野さんです。どうぞよろしくお願いいたします。

それから、事例発表のもうお一方ですが、ニックネームは「TOM」ですけれども、上湧別町文化センターTOMの高橋さんです。

それから、コメントをいただくコメンテーターの先生方ですが、舞台実技、あるいは照明・音響等の実技でご指導をいただきました3人の講師の先生は、皆さん方はもう十分ご承知かと思いますが、改めてご紹介をいたしたいと思います。

太田先生です。

それから大野先生です。

加藤先生です。

それから、今日は館長さんというトップのお立場からいろいろお話を承るということで、ご苦労話もあろうかと思いますけれども、「たかすメロディホール」の助安館長さんにおいでをいただいております。

さて、自治体の文化ホールもたいへんふえてまいりまして、全国の公文協の加盟館は1,200館を超え、北海道の公文協の仲間もどんどんふえてまいりまして、今69館で、今年もまた新たにご参加をいただく予定がございまして、70数館になろうかと思いますけれども、5年前から比べますと、大体5割ふえております。

それからまた、皆さん方には現場でたいへんご苦労をいただき、工夫をされながら事業展開に努力されておるわけでありますけれども、そういうこともございまして、事業の展開もたいへん活発になってまいりました。

そういうことから、地域の文化振興の拠点と言われているわけですけれども、自治体ホールの役割は、これからもますます大きくなっていくのではないかと思っております。

 

 

 

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