することが大事だと思って絶対苦情が出るなあということでやったんですが、案の定苦情が出ました。ちょうど難波の宮が大阪城のところにありますんですが、そこから、志貴皇子が有馬へ静養に行かれる時に、そのきれいな水を見られてそれを題材にして作られたのですが、神戸の人から反論が出ました。教科書に神戸の垂水やということで載っとるやないかということだったんですが、その人と議論したんですけども、難波の宮から有馬温泉へ行くのに、3ルートある訳です。裏街道通っていくんやったら1番近いのが吹田を通りまして三田を通って行きますとものすごい良い。わざわざ芦屋から回って六甲道を通って山越えして行かないだろうということで反論したんです。その人は、また研究して来ますということで議論が始まる。それが一番大事ではないかなというようなことでございます。そういうロマンを求めることが良いのではないかと思います。
地域地域にいろいろな言葉がございまして、吹田の場合も民話をやっててわかったんですけども、吹田には京都の公家さんの保養の場所がありまして、農業をしてる人が多かったんですが、大阪弁で「なになにでんがな。」ということば使ってるんです。「なになにですよ。」ということを、「なになにでんがな。」公家さんが来た時には、「ござりまする。」丁寧語使ってたんです。それを合わせた言葉がはやってたということがありまして「ござりまするでんがな。」ということを言われてました。そういうものを題材にしまして、ござりまするでんがな人形を作ってそのポスターを貼りますと、まねき猫みたいにお客さんがものすごい入ったのです、そしてその人形も作りました。そのようにできるだけ地域に合ったものをやっていただいたらいいんではないかなと感じています。
大分県文化振興財団 岡本 このチラシ(人形劇)の劇団の出演料というのは、だいたいどれくらいですか。
荒起 先程申しましたように人形劇のホールを作りましたので、関西におられるプロの方に全部集まっていただいて、関西人形劇人協会いうのを作っていただいたんです。関西人形劇人協会とメイシアターと契約しまして、1団体当たり10万円税も入れても11万円でやってます。実はその中に劇団クラルテがのってますけど、クラルテは売出し値は30万円以上。人形劇団京芸も場合によって30万円ぐらい取っておられるんと違いますか。人形劇の中にものすごいバラツキがあるんです。5万円ぐらいでもやるところもあるし、30万円ぐらいもある。私の方で話をしたのは、人形劇人協会を作ってもらって、全部込みで、11×12にしてお支払いをする。人形劇人協会で、20万円払うとこは20万円、5万円のとこは5万円で振り分けていただいているということになっております。