とこれが今読めないで困っているわけですけども、そのうちにその様子が見えてくるだろうというようなところでございます。
それから最後になりましたが、宗教曲。クラシックの場合大体キリスト教の宗教曲でございますが、これが教会の中で行われるミサにつけた曲、ミサ曲。それから、同じミサでも死者のためのミサ曲、これをレクイエムといっております。それからあとは、キリストの受難、死をテーマにしました受難曲というのがあります。それから聖書の物語をテーマにしましたオラトリオ、日本語で昔は聖譚曲とかいっておりましたけれども、聖なる物語の曲。そういうものがこの中に含まれるというようなことで、そのクラシック時代のこの四〜五百年時代の曲は全てこのどれかに分類できるというようなことになっているわけでございます。
実はもう私に与えられました時間が過ぎてしまったわけでございますが、一つだけ付け加えさせて頂きたいのは、皆様、公文協で仕事をされてる、あるいは公文協を後押しされてるという方ですけれども、そこで行われております自主文化事業について、ちょっと必要に迫られまして、どういうものがどの程度の割合で取り上げられているかなと、いうことを調べたことがございます。それから、今回のためにある東北の数県の状況を調べたことがございます。残念ながら全国を網羅した記録はないというのが非常に困るわけですけれども、なかなか難しい問題があるんだと思うんです。それによりますとクラシックとポピュラーを含めましたいわゆる西洋音楽ですね、事業数の比率というのがですね、全体の数から参りますと55〜56%になっている。この内訳はクラシックの方が多いんですけども、ポピュラーはいわゆる貸館の方でやられているということもあって、自主事業ではあまり取り上げてないということがあるそうでございます。
それにしても50数%、それに対して邦楽・邦舞を含めたいわゆる日本伝統音楽、これが4%か5%くらい。日本古典演劇いわゆる歌舞伎、そういうものも含めますとやっと10%位いということになっておりまして、その占有率の違いというのに非常に私としては問題を感じておるわけでございます。私自身はクラシックの人間ですから、クラシックがどんどん増えてくれるのは非常に有り難いんですけども、それにしても私どもの住んでいる日本の伝統音楽をもっと皆様に聴いていただくような機会がどんどん増えていってほしいなというふうに考えております。
私どもの芸術情報プラザにはそういう伝統芸能・邦舞・邦楽の専門のアドバイザーもおいででございますので、何か皆様の方でそういう企画について聞きたい、あるいは企画以前でもいいんですけども、いろんなご相談をと、そういうことがございましたら是非遠慮なく芸術情報プラザの方にご連絡を頂きたい。アドバイザーは喜んでご相談させて頂くと思います。