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団体は99団体(36.4%)となっている。

また「導入清み」と回答している団体は、23団体(8.5%)と僅かである。団体区分別でみると、都道府県、政令指定都市においては「ジョブ・ローテーションというものは一応ある」と回答している団体が最も多いが、その他の団体においては「未導入」と回答している団体が多い。

 

3 「経歴管理システム」を実施(又は今後導入する)にあたっての課題は何ですか。

 

「経歴管理システム」を実施(又は今後導入する)にあたっての課題として、導入していない団体の回答においては「ジョブ・ローテーションの設定、職員の能力、適性、人事上のニーズとの調整」「ジョブ・ローテーシヨン下での専門職の育成」「職員の過去データの把握及び整理が困難」「ノウハウがない」等がある。

一方、導入団体の回答においては「一度経験した職場に再度異動される傾向がある」等がある。

 

?U-7 職員派遣

 

1 今年度(平成9年度)において、他団体(大学・民間企業等を含む)への職員の派遣をおこなっていますか。

?@実施している                   ・・・244(89.7%)

?A今年度は実施していないが、過去に実施したことはある・・・ 8( 2.9%) 

?B実施していないが、今後導入したい         ・・・ 2( 0.7%)  

?C実施していない                  ・・・ 17( 6.3%)

◆?@回答者は下記問2へ

◆?A?B?C回答者は下記問7へ

 

他団体に対する職員派遣ついては、全団体中244団体(89.7%)が「実施している」と回答しており、特に都道府県、政令摘定都市、20万人以上の市、10万人程度の市、特別区では9割以上の団体が実施している。また町村においても約6割の団体が実施しており、多くの団体において職員派遣が一般的に実施されていることがわかる。

 

021-1.gif

 

他団体に対する職員の派遣先として、人数の最も多い派遣先は「市町村」であり、派遣対象者別でみると「係長級」「一般職員」の順となっている。

「その他」の派遣先としては「日本貿易振興会」「自治体国際化協会」「一部事務組合」

 

 

 

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