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写真1 もみの木の家 | | 写真2 あじさいの家 |
団化しやすい人数を考えると小規模ケアが望ましいと思われます(ただし、小規模ケアにも心身の病状悪化に伴う、処遇困難や利用不適当な方が出てきており限界があります)。
4) 軽度の痴呆疾患へのリハビリ施設がありません。
以上から、グループホームは痴呆対応のオプションの1つとして、小規模で生活リハビリがしやすく、さらにどのような人にも抵抗が少なく、より在宅に近い形で高齢者のケアができないだろうかと考えた次第です。この基礎には、すでに当医療法人内で、精神障害者と知的障害者のグループホームを地域で施行して成功しており、痴呆性老人にも可能なのではという意見があったことによります。そのために、他のグループホームの延長線上で、まず地域の和風住宅を借りてスタートしたのです。また、たまたま林玉子先生にお誘いいただき、北欧等の痴呆用グループホームを視察する機会を得ました。そこで数度のハード面ソフト面の改善を経て平成5年11月末にグループホーム“もみの木の家”をオープンしました。その後、当法人では平成7年3月にはトマト荘D号を、平成9年7月にはグループホーム“あじさいの家”