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コメントなしという形でいきたいと思います。

言いっ放しでお願いします。

 

☆ペットボトルリサイクルの展望

功野:今日折角いろいろ貴重なご意見を聞かせていただき、参考になりましたので、それなりに私どもでやろうと思いますけれども、一つお願いしたいのはですね、先ほど混合収集のことが出ましたけれども、私ども今まで経験したなかで言いますと、5万人とか10万人とかいう人口の市はですね、割りとすんなりすうっといくんですけれども、30万人以上になると分別回収というのは非常に無理なんです。わがままいってもどうしようもありませんので、混合収集が一番能率がよくってですね、品物は我々からみると品質は悪いと思いますけれども、それは機械でカバーできることですから、私どもの運営してるところはですね、ラベルを取ってくださいとか、キャップを取って下さいとか言っています。これはアルミからですから。12月には10%くらいで、あとは無くなりますので、問題は無いんですが、ラベルを取ってくださいとか、塩ビを分けてくださると一番いいのですけれども、入ってきてもやむおえない、それもちゃんと選別できる設備になっております。少なくとも業者でやるんでしたらそのぐらいのことはしていただかないとですね、ラベルも取れ、あれも取れ、これも取れじゃ消費者はついてこない。・・現段階では。ただし将来やりながらいい製品をだしていただくことには、私どももお金を使ってもPRいたしますけれども、現状はそういうことですからあまりあれもこれもだめと言っておりませんので、その点を理解していただいてですね、混合収集で結構でございますので、ぜひリサイクルにのせていただきたいと思います。

 

佐々木:ビジョンについてですか。余り注文を付けないというお話がお隣からあったので、注文を付けようと思ってたので、腰をくだかれたんですけれども、多分つぶす程度は精々やっていただいたほうがいいかなと思いますね、小型ペットをつぶすのは容易だと思うんですね、私もときどき趣味でコーラスやってるんですが、その行き帰りについ買って持っていくんですが、簡単につぶれるんですね。大きい1.5リットル、あのへんになるとなかなか難しいのかもしれませんけれども、せめてつぶす程度やっていただいたら・・、要するにつぶせる力を持った方にはぜひそこはやっていただきたいとお願いします。こういう問題というのは我々も含めてですね、日本人というか、市民全員がですねやっぱり意識を持って、お二人の方の基調講演、その他のお話しもありましたが、意識を持ってやっていかないといかんのでそれはぜひお願いしたいと。

 

吉村:ペットの色をあまり変えずに、透明だけにして売っていただくとかね、そういうふうなことをユーザーの方から言えるのではないですかね。

 

中西:それは逆に皆さんの声次第です。我々としてもメーカーのほうに反映していきます。ブルーが出たり、黄色が出たり、白が出たりは、我々が注文付けてるわけではありませんのでね、だからそういうお声が強いんであれば逆に戻すという話だと思いますね。

 

功野:手前どもの主力製品であるカーペット、1畳が12本で1.5リットルのボトルでできるんです。私さきほど言いましたようにこのスーツは30本でできてる、だから基調講演等でいろいろありましたが、環境と日本の場合資源と2つの面でね、日本の消費者も、日本の経済界も資源ということについては音痴だとおもいます。全部お金出して輸入しているわけですから。簡単に言いますと2点だけね、皆さんにお願いしたいことがあるんです。今申し上げましたように貴重な資源ですからごみということのスタンスではなしに、消費者の皆さんも住民、市民の皆さんも、市町村担当者の皆さんも、資源という観点でスタンスをお持ちいただきたい。それには消費者の方々には、手前どもは低コストで高品質の再生原料を使うにはね、

 

 

 

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