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ら従前のごみの処理、処分という段階から、リサイクル、あるいは再利用という問題に入りまして、東京都の条例も平成4年の7月には、廃棄物処理より、再利用に関する条例というふうに名称も変わりました。そして、また私が今所属しておりますごみ減量総合対策というのも清掃の企画部門でありますが、ここでの主な仕事はごみの発生抑制をどのようにやっていくか、ということを大きな仕事にしております。

仕事の内容としましては、例えば、現在私はペットボトルのリサイクリに関する仕組み作りということで、事業者の皆さんといろいろなお話しをしながらその資金をいかに作っていくのか。販売事業者の皆さん、あるいは容器を製造していらっしゃる事業者の皆さん、今日は中西さんがおいでですけど、あるいは中味の清涼飲料等の事業者の皆さんとも話をしております。そして、また、いわゆる適正処理が困難なもの、例えば家電製品とかタイヤですね。廃タイヤ等々のものにつきましても、これについてもどのように処理していくのがよいのか、あるいはリサイクルを図っていくのがいいか、ということもやっております。

そしてまた、ごみの最終的な処理の問題です。広域処理ということで、これは東京の近県や政令都市の7つの都県市でやっております首脳会議があり、そこでの廃棄物のセクションの事務局をやっております。

さて、ここ最近2〜3年間の東京都清掃局の大きな仕事と申しますと、やはり前年の12月からやっております事業系のごみの全面有料化が一番大きな仕事かなと思っております。これはシール方式で有料シールを貼付してもらうということでやっておりまして、約1年間で事業系ごみ140万トンのうちの10%、14万トンの削減という効果が出ております。シールの貼付率としましては、90%くらいの貼付で事業者の皆さんにご協力いただいております。

そしてまた条例に基づきまして、3,000?u以上の大規模な建築物、これは、東京都内に8,000件ございますが、そこにおける排出指導ということで、これには平成7年度には、リサイクルの再利用率約50%を達成しまして、約40万トンのごみを減量しております。

その他、例えば再生品の利用のガイドライン、都庁内向けのもの、今年の4月には事業者向けのガイドラインを作りました。なお、今後ガイドラインのステップ2ということで、ペットボトルを再利用した再製品のものも含めたガイドラインを作ろうとしています。

その他現在では今年の11月末くらいまでに東京都の一般廃棄物の基本計画というものを作っております。一応そのようなことを最初にご紹介したいと思います。よろしくお願いします。

 

吉本:どうもありがとうございました。もう少し、東京ルールについて後で、お話しを願います。

じゃあ、引き続き大阪市の濱さん、お願いします。

 

☆大阪市の取り組み

パネリスト:大阪市環境事業局

演 真理

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大阪市役所の濱と申します。昭和51年に市役所に入って環境事業局ばっかりでして、まあごみだけではないんですけど非常にごみをやってて長い。しかもごみの本流というのはずっと今でもそうでしょうけれども、やっぱり焼却、埋め立てというのが多いんですが、私はほとんどごみの減量とかリサイクルとかそっちばかりやってきました。大阪市の廃棄物なんですけれども、今、鈴木さんからお話しがありましたように、日本全体どこでも比較的似通った取り組みをしています。

容器包装につきましては、そのレジメに少し書かしていただきましたので、ご覧いただきたいと思います。いろいろありますけれども分別収集につきましては、空缶と空びんを平成6年度からやってきました。今年度に入ってペットボトルを含めた取り組みをしているわけなんですが、牛乳パ

 

 

 

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