訪れる市民と心の交流を続けながら、いわば“工房をとりまくモノと人”を大事にしてゆかねばと思います。
例えば、工房を訪れる沢山の子供達の“まだ使えるのに、、、”“ごみから、こんなもんが出来るん?”という新鮮な驚きと発見の目を通じて、家庭での身近な問題意識が芽生え、それが市民全体へ、地域へと広がり、社会全体へと広がって行くものと期待されるでしょう。
3. 工房の夢・未来について
<わたしの提案。工房指導員としての思い。>
※市民工房それぞれが、市民ひとりひとりにとって、もっともっと身近な存在であるように!
リサイクルの広報・啓発活動を通じて市民工房の存在を徹底させることが第一に必要。ごみ(廃棄物)という「モノ」を再生するということだけでなく、環境問題や「モノ」に込められた人の心をも、お互いに学び合う場にしたい。
※“あそこに行けば何かがある。何だか面白そうだ”という期待感が持てるように!
常に前向きな工房運営に心掛け、二度三度と足を運んでみたくなるようにアイデアと魅力の溢れる工房にしたい。
※移動工房はいかが?
指導員の方から地域へ出かけていくのはどうでしょうか。色々な道具(工具)を車に積んで、地域のリサイクルステーション的場所へ出かけ、修理のアドバイスとリサイクルの啓発をしたらどうだろう。(少子化で余った学校の教室やグランドを利用出来ないだろうか?)
※市民工房に携わる人達の横のつながりが、もっと出来るように!
リサイクル内の6工房の指導員のみならず、他市・他地域の工房を訪問し合い、悩みなどを語り合うことによって、互いに連帯感をもって、問題意識を再確認し、工房の活性化に努める。
※人の動きの中心に市民工房があればいいな!
高齢化社会に向けて、リサイクル技術に長けた高齢者の力と知恵を21世紀を担う子供達を巻き込んだ社会全体に生かしてゆく方法を探りたい。
※リサイクル技術をより高く磨き、分かりやすく平易な方法で、市民に伝達出来るように日々研究してゆきたい!
※市民工房の中のすべての人々の苦しみ、喜び、楽しみ、願いを共に!
工房の文化を広げてゆきましょう。
きょう、ここ、くるくるプラザ発として