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第3部 パネルディスカッション

日本側座長 植松一良(野生動物救護獣医師協会)

米国側座長 ジョン・フリーズ(日本ウミスズメ類研究会)

 

森田:

司会は日本側の座長が植松一良、野生動物救護獣医師協会の事務局長です。米国側の座長はジョン・フリーズさん。日本ウミスズメ類研究会、カリフォルニア大学デービス校の方で、東大の研究生でもいらっしゃいます。それではお二方よろしくお願いします。

 

植松:

森田先生ご紹介ありがとうございました。通訳の皆さん準備よろしいでしょうか。今日一日皆さんは本当に多くの情報のシャワーを浴びて、油を浴びた鳥よりも疲れているかもしれません。多分今までの話で十分新しい知見、あるいは次に向かっての決意を既にもっていらっしゃるとは思いますが、是非ここでもうひと踏ん張りしていただいて、有意義なパネルディスカッションを、最後の締めくくりにフロアーの皆さんの熱心な参加を得て、是非活発に進めていただきたいと思います。

このシンポジウムを企画するにあたりまして、多くの皆さんに大変協力をいただきました。それからアメリカの講演者の方の本当に熱心なプレゼンテーションをいただきました。そして企画した側ですが、特にジョン・フリーズさんの努力が非常に大きいものでした。またアメリカ側の調整はハリー・カーターさんがアメリカにいてジョン・フリーズさんとの間で熱心にやってくださいました。ではアメリカ側の座長のジョンさんを紹介したいと思います。ジョンさんお願いします。

 

ジョン・フリーズ:

今晩は皆さん最後まで残って下さいましてありがとうございます。長い一日でしたけれども、皆さんにとって有意義な一日だったであろうことを望んでおります。今日は大変多くの情報が発表されてきました。これからの1時間半の予定のパネスディスカッションによって、その膨大な情報が頭の中で少しまとまりやすいものになればと考えています。できれば、今日のシンポジウムから皆さんに幾つかの根本的かつ重要なメッセージを持って帰っていただきたいと考えています。そしてもし皆さんが今日聞いた内容に関して、さらにお聞きになりたいところがありましたら、このパネルディスカッションがそのためのよい機会でもあります。

 

植松:

このデイスカッションはフリーデイスカッションということで活発に討論をお願いし

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